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1.いつか来る話はそう遠くない未来の話

どうもプニロールパパです。

皆さんは株等で運用してどのくらいの財産を形成しているのかわかりませんがもしかしたらいずれ関係がしてくる話「贈与」と「贈与税」について語ります。

いきなり結論から話すとこの贈与税は『うまく考えれば支払う必要がない税金』に当てはまり、かつ、『一番の相続税対策』になる有用なものです。

2.贈与税とは?

ざっくりいうと贈与税とは資産を持っている人が他の人へ資産を無償であげるよ(贈与)という時に貰った人に対してかかる税金の事。

プニロールパパには可愛い自慢の娘がおります。来月で1歳になりますがまだまだ子供。ですが、娘も大人になりいずれ結婚するでしょう( ;∀;)

親として願うことは子供に幸せになってほしい。プニロールパパもいずれおじいちゃんになりぽっくり死にますので。

死んだら保有している財産なんて天国に持っていけるわけありませんから自分が生きているうちに保有している財産を子供に贈りたい。

ですが、プニロールパパが例えば目標額である5000万の財産を持っていたとして、娘にその半分を生きているうちに分け与えると多額の税金が娘にかかってくる。これが贈与税です。


3.贈与税ってどのくらいかかるの?

気になりますよね。下の表は国税庁から抜粋してきました。

スクリーンショット (14)


例えば先ほどの話ですがプニロールパパが5000万という財産を保有していたとします。そうなるとまず「基礎控除110万」を控除します。

この基礎控除は財産のうち110万はカウントしないよといういいやつです。

★5000万ー110万=4890万 ←基礎控除後の財産です。

これに上の表をあてはめてください。今回のケースでは一番右の3000万超が当てはまります。
これに税率55%を乗じます。
2689万5千円がでます。最後に控除額400万を引いた金額が贈与税です。金額は

2289万5千円です。

青ざめませんか?プニロールパパは青ざめます。ただし税率55%は表面上の税率なので実際の税率は45.79%と下がります。控除が加味されますからね。

でも高い…普通ならこんなに払いたくないですよね。

ちなみに下の表は20歳以上の子供にあげる場合の特定の贈与税の計算表です。上の表は20歳以上という枠ではないケースです。こっちは少し贈与税が安くなります。
スクリーンショット (15)


それでもガクブルものですよね。

4. じゃぁどうやって贈与税を払わなくて済むの?
プニロールパパもこんなに税金を払ってしまったら今までの運用が水の泡になってしまいます。(こんなに財産持ってないけどね)

日本にいる限り法律が存在し法律の上で皆さんは生活をしているのでこの法律に逆らうわけにはいきません。

でも言い方を変えれば法律を利用すればいいのです。

そうです。

基礎控除』を利用すればいいのです。

上の計算式の最初に基礎控除110万というがありましたよね。これはどんな人であれ受け取る人は1年間の贈与の上限額が110万までなら贈与税にはカウントしない控除なんです。

なら、毎年110万までなら資産を動かせそうじゃないですか(´◉◞౪◟◉)

そうです!資産運用と同じで税金もコツコツ対策をとれば贈与税なんてかからないんです。

名付けて「毎年110万まで子供に資産を動かしちゃえ作戦!」

ダサいネーミングでごめんなさい。でも、プニロールパパが言っている塵も積もれば財産となると同じだと思います。これは子供の観点からという話でね。

子供が毎年110万の財産をコツコツ受けと言っていれば10年で1100万円の財産に対して贈与税がかからずに動かせます。20年で2200万です。

一気に財産を動かした場合の税金を出すため上の計算式にあてはめましょう。

★1100万を動かした場合。
1100万ー110万=990万×40%(税率)ー125万(控除額)=271万

★2200万を動かした場合。
2200万ー110万=2090万×50%(税率)ー175万(控除額)=705万

長い目で見ればこれだけ国に税金を払わずに済みます。

これって考え方によっては相続税の対策にもなりませんか?

実は相続税って改正が入り、基礎控除が5000万から3000万に下がりました。法定相続人の控除も600万に下がりました。控除できる金額が減るということは相続税の増税と同じ意味になります。

相続税は説明に時間がかかるので割愛さてもらいますが前までは相続税がかからないような人も「かかりやすくなってきた」ということだけ覚えてください。

プニロールパパの架空財産の例をあげると5000万の財産に対して3000万の基礎控除と家族分(妻と子供1人)の基礎控除(1人当たり600万×2人分)を足しても(3000万+1200万=4200万の控除)相続税は発生します。ただ、5000万の贈与税よりも下回りますが。

でも、極力贈与税も相続税も払いたくないですよね。なぜなら相続税は富の再分配とまで言われている理不尽な税金ですから。

家族のために作った財産を贈与で節税対策をしなかったために相続税を取られ国持っていかれるんですよ。

これほど心残りなことはないです。



5.結論!早すぎる対策こそ吉であり、遅すぎる対策は残念ですが国のために貢献してください。


これに尽きます。

プニロールパパは業務上こういう相談が増えてきました。相続税の基礎控除が下がり上流階級でよく発生していた相続税が中流階級にまで及んできたからです。

しかも大抵その相続財産となるべき対象の多くが「現金や株や不動産」。不動産は家賃収入となるべきものなので贈与税のやり方で動かすことは無理ですが、現金や株ならどうにかなりますよね。

何も今すぐに全部子供に渡せというわけじゃなく、ライフプランを立てその通りに実行するうえで今回紹介したやり方で財産を動かしていけばいいと思います。

1000万下回る財産ならぶっちゃけ死んだとしても相続税はかからないのでいいですが、相続税がかかる基準となる基礎控除を上回る現金や株を持っている人なら「毎年110万まで子供に資産を動かしちゃえ作戦!」対策を取った方がいいです。

今あなたが運用している株などの金融資産に対して国内の税金や海外の税金が~なんて言ってますけど、プニロールパパからみれば最終的な税金がその先で待ってますのでそちらの方も考えていかなければならないということです。

では今回は堅い話になりましたが以上です。

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